矯正の大事さ。
近頃YouTubeで脊椎等の矯正をしても直ぐに元に戻るから矯正は無駄だと主張してる柔整師がいました。
その方曰く脊椎が曲がっているのはその方の癖なので、矯正しても数分でまた曲がります。曲がっていても痛みが無ければ生活に支障は無いので、無駄な矯正に時間とお金をかけるのは勿体無いと言ってましたが、おそらくこの柔整師はその場の痛みを無くす事だけを考えて治療してるんだと思います。
私は治療とは痛みを無くして出来るだけその状態を維持する事だと考えています。
私が一番大事に考えているのは座った姿勢、立った姿勢での体重のかかり方で腰痛、背痛、膝痛、頭痛、肩こり等が起きてると言う事です。癖で曲がったままですと体重のかかり方が偏って前記した様な症状が出てきます。ですから一度矯正で前後左右のバランスをとって、今までの癖や生活習慣で起こる姿勢の悪さを止めてもらう事で殆どの症状は消えるんです。
矯正に対する施術は何通りかありますので患者さんの症状で使い分けていますが、根本の目的は皆さんほぼ同じだと考えています。私は今年で37年整体を生業にしてますが、この考えを元に施術を行うことで、痛みを無くし軽快に動くと言う目的は達成出来てると思っています。