痛みのライン

痛みは大きく分けて、筋肉痛、神経痛の二種類があります。

筋肉痛の場合、使い過ぎや打撲等で筋繊維が切れてしまい痛みになる時や、急な筋膜の炎症で強烈に痛くなる等があります。この場合は炎症が消えやすい状態に身体を調整することで改善する事が出来ます。

神経痛は必ず脊髄から各器官に届いてる神経の何処かに傷や圧迫があり、その先の手脚等が痺れたり痛くなったりする事を言います。例えば坐骨神経痛の場合、腰椎〜仙骨にかけての神経束の何処かに圧迫がある事が多いのです。整体では腰椎や仙骨の角度や位置を調整することで改善を期待します。

しかし、この二つの状況に合わない痛みも存在します。脊椎の位置角度に異常が無いのに激しい神経痛を訴える方や身体の傾きや使い方に無理がないのに激しい筋肉痛を訴える方がいます。開業当時この様な方が来られたら非常に困りましたが、長年整体を続けるうちに、この様な方は精神的なストレスがあり自律神経の働きが悪くなってる事に気が付きました。そこで精神的なアンバランスを整える施術を開発しました。説明は難しいのですが、簡単に言うと上部胸椎と仙骨の調整です。今のところ全員解決とは言えませんが八割強の方が解決して症状は消えています。

自分の痛みは何が原因なのか分からず不安を抱えて悩んでるのなら、是非私に相談してください。不安が少なくなると楽になりますよ。