気の流れ
先日患者さんから「先生の手は暖かいですね。私は冷たいんですけど何故でしょうか?」と言われました。
確かに手の熱には個人差がありますね。よく血行が悪いから手足が冷たくなって冷え性になると聞きますが、私はそうは思いません。血行が悪いときは手足の爪の色は白っぽく見えると言われてますが、殆どの冷え性と言われてる方の爪は普通にピンク色ですし、爪を圧してパッと離した時も直ぐにピンク色に戻ります。でも手の平や指先は冷たい人は気の流れが悪いのではないかと思います。
私は詳しく無いのですが漢方等では気血の流れという言葉を使います。これは気と血液を指してるのではないかと思います。当然血液は血管を通り身体全体に巡ってると理解してると思いますが、気はどう考えたら良いか分かりにくいですね。ここでは人に限らせていただきますが、元来「気」とは人が生きるうえで欠かすことの出来ないエネルギーの事で、私の解釈では「意識」や「イメージ」で手や足、指先、身体全体にその意識を流す事だと思います。因みに両手の平を合わせてその手の平が暖かくなるイメージを続けると暖かくなりますがそれのことです。
血液が流れる様に気と言うエネルギーが身体の中を淀み無く流れてるイメージを使うことで各部の働きが良くなり身体が順調に働くことになるのではないかと思います。
この気を順調に流す為に背骨、特に胸椎に歪み曲がりが無い事が大事なんです。私も以前胸椎腰椎に歪みがありました。その頃は冷え性でとても困っていましたが、矯正後それを保つように努力を続け今冷え性等はありません。
毎年冷え性に悩んでる方は是非整体を試してみる事をお勧めします。寝る時に靴下を履く必要がなくなりますよ。